Software Design Jan.2012 読了

Software Design Jan.2012が読み終わった。今号の特集は様々な分野のエンジニアを対象にしていると思う。

Software Design (ソフトウェア デザイン) 2012年 01月号 [雑誌]

Software Design (ソフトウェア デザイン) 2012年 01月号 [雑誌]

今号を読んでみて個人的によかったと感じた記事の紹介をする。

発注するときにも役立つ Android受託開発の奥義

6章立てとかなり力を入れてる特集。第3章のバージョンアップを考慮した初期開発の重要性が個人的には秀逸と感じた。バージョンアップを前提とする際の、データ設計やクラス設計のやり方がわかりやすく説明されていると思う。あと、Titanium Mobile の記事も興味深い。短期間で動作するものが作れるので、プロトタイプ開発で使ったり、デモアプリを作るのに便利に使えそう。

テキストデータならお手のもの 開眼シェルスクリプト

今号からの新連載で、シェルスクリプトらしいスクリプトを書くための記事(だと思う)。プログラムでよく使うループや分岐を極力使わずに、Linuxコマンドをうまく使ってスクリプトを記述する方法が説明されている。配列を使うのではなく、ファイルを配列の代わりに使うのはなるほどと感じた。僕が書くシェルスクリプトもちょっとずつ変えていこうと思う。

教えて!ござ先輩

情報発信についてのメリットが説明されている。僕がこの記事を読んで感じたことは、情報発信の内容は自分中心でいいし、他人の山を気にしないことが何よりも大事なんだということ。当然、僕より優秀なエンジニアは山ほどいるし、その人を見てしまうと、ブログ等で発信することを萎縮してしまうこともあると思う。なので、僕個人としては、自分が知りたいことを発信していきたいと思う。かなり心に響きました。

最後に

上記以外にも、ワイヤレスオフィスの作り方等、興味深い記事が多かった。そして、次号のDebianを基準にディストリを考えるの特集が今から楽しみ。