Software Design Feb.2011

もうそろそろ3月号が出そうな感じだけど、なんとか読み終わった。

Software Design (ソフトウェア デザイン) 2011年 02月号 [雑誌]

Software Design (ソフトウェア デザイン) 2011年 02月号 [雑誌]

WEB+DB PRESS と同様に、個人的に興味深かった記事を紹介する。

サーバ・ネットワーク「超」管理術

いわゆるサーバエンジニア、インフラエンジニアと呼ばれている人に読むことをおすすめしたい。

コマンドによる実践システム管理術は知識の再整理に役立った

コマンドの組み合わせ*1とかは、普段はなんとも思わずに使っているけど、この記事を使うと新人や初心者に説明する時にわかりやすいだろうなと思った。

あと、top のバッチモードは初めて知った。サービスの公開時等のプロセス監視に使えそう。sar や vmstat と違って、どのプロセスの負荷が高いのか特定できるし、画面に張り付く必要もないので、今後使って行こうと思う。

Multitailが超便利

単語のカラー表示や、マルチウィンドウで複数のログファイルを表示できる、tail がかなり便利になった感じのコマンド。

カラー表示は、syslog や apache といったログの形式に対応していたり、自分でフィルタを書くことで、独自のログ形式にも対応ができる。フィルタはまだ書いたことないけど。。

個人的に一番あつい記事。さっそく、サーバにインストールして利用させてもらってます。今までは、screen でいっぱいウィンドウを開いて、tail をしていたけどその必要もなくなった。

Debian にはパッケージがある*2ので、導入するのも容易です。

% sudo aptitude install multitail

ディストリビューションと今と成り立ち

数多くある、Linuxディストリビューションの歴史や、その開発体制やコミュニティの説明が詳しく書いてある。普段は、DebianCentOS しか使わないんだけど、openSUSE に興味を持ったので、時間を見つけて触ってみたいと思う。

SQL文の特徴と使い勝手

SQL文の基礎(CRUDの説明)からジョインの特徴の説明等がわかりやすく説明されている。読み物としてSQLの知識の整理に役立った。


久しぶりに、Software Design を買ったんだけど、また毎月購読してみようかなと思う。3月号が楽しみです。

*1:パイプとかリダイレクト

*2:記事には ubuntuFedora にもパッケージがあると書いてます