YAPC::Asia Tokyo 2011 に行ってきた

東京工業大学で開催された、YAPC::Asia Tokyo 2011 に行ってきました。僕は、今年を含めて4回目の参加でしたが、今年は参加者と交流をするという目的を持って参加しました。そのかいもあり、色んな方と交流できて、本当に楽しい2日間となりました。

前夜祭は仕事の都合で参加できなかったのですが、1日目、2日目と参加出来ましたので、レポートをまとめたいと思います。

個人的に良かったと思ったセッション

実は、1日目、2日目共に70周年講堂のセッションばっかり聞いてました。

Carton: CPAN dependencies manager

miyagawaさんのセッション。依存モジュールの関係やバージョンの違いを解決するためのアプリケーション。僕も、依存関係やバージョンの違いをどのように管理しようか悩んでいたところなので、Carton を使うことで解決しそうです。早速試してみたいと思います。

SmartPhone development guide with Node/CoffeeScript and HTML5 technologies, for Perl programmers

Naoya Itoさんのセッション。スマートフォンアプリは今後、ネイティブから HTML で書く流れになってきている。あと、印象的だったのは「クライアントをjsならサーバもjsでという流れは変わらない」でした。node も来ているという話でしたので、僕も最近、node を触り始めてるので頑張って覚えようと思います。

Mobageソーシャルゲームにおける大規模サーバ運用 with Perl

riywoさんのセッション。mobage のインフラ側の話。HandlerSocket での高速化や DevOps について。「仕様を少し妥協するだけでハッピーになれる」はまさにそうだと僕も感じました。

watch your log - Komainu

nekokakさんのセッション。ログ監視の話。死活監視やリソース監視に比べると後回しにされやすい。Komainu を使うと監視だけではなく、accesslogの集計や application logの集計が出来る。僕もサーバエンジニアをやっていることもあり個人的には1番興味深く聞くことが出来ました。Komainu も是非試してみようと思います。

少人数でのWebアプリ開発 - CGIからPSGIまでの変遷

aloelightさんのセッション。4年間の環境の変化についての話。CGI - ModPerl - PSGI へどのように変わっていったのか、非常に共感できる内容でした。また、テストを書かないのはあり得ないみたいな環境を作るのは大事だと思いました。僕の現場ではテストを書く習慣が無いので、参考にしたいと思います。

YAPC全体の感想

Perl だけではなく、インフラ周り、DevOps と Perl を取り巻く内容も多いのが特徴的だったと思います。個人的には、Perl でコードを書きつつサーバの管理もするという立場なので、幅広く色んなことが聞けたのは大きかったです。

懇親会

実は過去3回の YAPC では懇親会に参加したことが無かったので今回が初参加でした。懇親会の前に、ももいろクローバーZ(以下、ももクロ)つながりで Twitter で仲良くして頂いていた @sugyan さんにまずは挨拶。ももクロを知らなかったら、交流する機会が無かったかもしれないと思うと、ももクロが僕の交流を円滑にしてくれたと言っても過言ではないです。

懇親会では、@sugyan さんを通じて @riywo さん、@miyagawa さんとも交流でき、本当に感謝しています!また、尊敬している @zigorou さんとも久しぶりに会話が出来て楽しい懇親会となりました。

最後に一言

セッションやLTの話し手側も楽しそうだなと思いました。僕も機会があれば、LTあたりで何か話せるようになりたいです!