新人エンジニア教育の反省点

もうかれこれ、新人エンジニアの教育を始めてから8ヶ月くらい経つ。本当にあっという間である。そこで、反省点とか今後の課題をまとめておこうと思う。

失敗に寛容すぎた

新人なので、仕事をする上で当然失敗をする。これは仕方のないことだが、その事後処理に誤りがあったのではないかと考える。

今後、同じ失敗を繰り返さないための手法であったりを教えて、特に厳しく注意をするわけでもなく終わってしまっていた。

教育を始めた初期の頃は、これでもいいのかもしれないが、本人になぜ失敗したのか、どのようにすれば、未然に失敗を防ぐことができるか、ということを考えさせる時間を取ればよかったと考えている。

コーチングの勉強もしていたのに、全く生かせていなかったことが悔しい。

質問に答えすぎた

これは単純に、質問に対する答えを答えすぎたことである。

失敗に寛容すぎたと同様、本人に考えさせるという行為を奪ってしまったことに他ならない。

技術書を渡すとか、参考になる URI を教える程度にとどめておく方が良かったかもしれない。

モダンな開発手法を教えることができなかった

いわゆる今風な開発手法を教えることが出来なかった。

実際の業務で使用する環境が↓ということもあり、オールドスタイルな開発手法を教えざるを得なかったからである。


残念なことに、僕が普段使用している、CPAN モジュールがほとんどインストールできなかったこともあり、僕自身も苦悩することになった。さっさと、Debian な環境にしたいと本気で思う。

とまぁ書き出すとこれでもか、と言うくらい出てくるわけですが、きりがないので、今日はこの辺で終いにしておく。