GNU source-highlight をソースコンパイルしてみた

less でシンタックスハイライトが出来るというすばらしい記事が、@nippondanji さんのブログ 漢(オトコ)のコンピュータ道: lessでソースコードに色をつける で紹介されていたので、僕も早速やってみた。

詳しい説明はリンク先を参照していただくとわかりやすく説明されているので、このブログではパッケージからではなく、ソースコンパイルでのインストール方法を紹介しようと思う。ちなみに環境は、Debian GNU/Linux 5.0(ちょっと古い) である。

事前準備

コンパイルをするには、Boost::regex が必要になるのでインストールしておく。あと、おそらく推奨レベルだろうが、Doxygen と Help2Man も入れておく。

% sudo aptitude install libboost-regex-dev
% sudo aptitude install doxygen help2man

コンパイル & インストール

ソースコードはここから GNU Source-highlight - GNU Project - Free Software Foundation (FSF) 取得する。

% wget ftp://ftp.gnu.org/gnu/src-highlite/source-highlight-3.1.5.tar.gz
% tar xpvf source-highlight-3.1.5.tar.gz
% cd source-highlight-3.1.5
% ./configure --with-doxygen
% make
% sudo make install

環境変数の設定

以下の環境変数を設定すれば完了となる。

% export LESS='-R'
% export LESSOPEN='| /usr/local/bin/src-hilite-lesspipe.sh %s'

常にシンタックスハイライトを使いたいんであれば .zshenv や .bashrc に記述しておくといいと思う。

カスタマイズ

カスタマイズと言っても、設定方法とか調べ切れてないので、@nippondanji さんの設定を丸ぱくりした。詳しくはそちらを参照していただけるといいと思う。カスタマイズした結果以下の様に素敵な感じになった!

ちなみにスクリーンショットソースコードは、僕の gtk2-perl のサンプルコード。

最後に

less でソースコードを読む時にきついなと思ってたことが、これで完全に解消された!ソースコードを読むのが楽しくて仕方無くなる気がする。